京都国立博物館から清水寺へ
お気楽家族旅行記、前回からの続きです。
京都国立博物館を後にして、次は清水寺まで歩きました。ちょっと遠くて、徒歩15分ぐらい。東大路通から五条坂の交差点まで。炎天下でしたので、ゆっくりと日陰を見つけながら歩きました。ここまでは比較的楽。
ここから先の坂道が厳しい。炎天下の上に、観光バスの排気ガスの熱と臭いが加わって、正に灼熱地獄。その先の茶碗坂は車は少ないのですが、傾斜が厳しい。
なんとか頑張って清水寺の入り口まで到着。
仁王門の前で一休み。息子だけが元気。
その先に三重塔。
開山堂(田村堂)。
拝観料は大人300円、中学生200円。良心的。
舞台がある本堂へ。入り口の近くに大きな錫と下駄がありました。「弁慶の錫杖と高下駄」と呼ばれているそうですが、実際は弁慶とは無関係らしい。かなりの重さ。これほどの重さの錫を持って修行するのは大変でしょうね。
その先が清水の舞台。もの凄い数の観光客。そして、たぶん半分以上が外国人。インバウンド恐るべし。舞台からの景色を撮影しました。
遠くに京都の町並みが見えました。そこから舞台の下側へ。
こんなに沢山の木をしっかりと組んでいるのに、釘は使ってないとのこと。凄い。
その先に音羽の瀧。
沢山の人が並んでいました。時間がないので見るだけにして、清水寺を後にしました。
徒歩を断念して、タクシーで御陵駅へ
もし暑くなかったら、清水寺から八坂神社を通って東山駅まで歩くつもりでしたが、暑さと疲れでもう歩けません。息子だけはとても元気でしたが、清水寺で満足したようなので、坂を下りてタクシーで戻ることにしました。
五条坂の交差点の所にタクシー乗り場がありました。浜大津駅まで戻らなければならないので、ここから御陵(みささぎ)駅まで行ってもらいました。ベテランの個人タクシーでしたので安心しておまかせ。到着までの時間を確認したら10分ぐらいとのこと。車内は涼しい!
実際に10分ぐらいで御陵駅付近へ到着。ここで降りてくれとのこと。降りましたが駅が見あたりません。地下鉄の駅なので駅舎がない。タクシーの運転手に確認したところ、彼自身も分からないらしい。
は?
近くの駅の場所を知らないタクシーの運転手がいるのに驚き!それも優秀なはずの個人タクシーなのに!こんなんで世界一の観光都市と言えるんだろうか?
仕方ないので、グーグルマップで確認。タクシーから降ろされた所から2分ぐらい歩きました。グーグルマップがなかったら駅に到達できなかった。
グーグル様、ありがとう!
浜大津駅まで戻って大阪へ
これで京都観光は終わり。浜大津駅から車に乗り換え。この時点で午後5時半頃でした。
半日で京都の名所を5箇所(本能寺、二条城、三十三間堂、京都国立博物館、清水寺)を回ることができました。季候が良ければ八坂神社と平安神宮にも行けたはずですが、まずまず満足しました。
名神高速道路で大阪へ。それほど大きな渋滞もなく、午後7時頃にホテルへ到着しました。
長くなってしまったので、次回へ続く。
コメント
もう解決済だと思いますが地下鉄御陵駅は旧京津線の日ノ岡駅辺りに造られました。タクシーで降ろされたのは旧京津線の御陵駅付近かと思われます。