東京都美術館で開催中のモネ展に行ってきました。
中学生の息子の中間テストが無事に終わって一段落。天候も雨で部活も中止となった週末。息子が東京都美術館で開催中のモネ展に行きたいというので、一緒に行ってきました。
東京都美術館へ行くのは大英博物館展に行って以来なので、約5ヶ月ぶりです。
モネ展の混雑状況について
事前に調べたところ、モネ展は結構混雑している様子。ツイッターの状況だと、平日の昼でもかなり待たないと入れないようでした。
そこで朝早い時間にお気楽家族の家を出発。上野の東京都美術館は9時半オープンですが、9時頃に到着しました。
この案内板に出ているクロード・モネの「印象、日の出」という超有名な作品は、10月18日(日)まで。「印象派」という絵画の流れを作り出した原点となる作品なので、見ておいて損はありません。東京では21年ぶりの公開とのことです。
そのため、開場30分前なのに、この行列。
もう100人ぐらいは並んでいました。少し雨が降っていたので、今日はそんなに混雑しないと思っていたら大間違い。9時20分に門が開きましたが、この時点でもの凄い行列。たぶん数百人は並んでいたと思います。大英博物館展とは比べものにならない混雑状況でした。
モネ展へ
事前にネットでチケットを購入しておきましたし、大行列の中では比較的前の方に並ぶことができたので、順調に9時半頃にモネ展に入ることができました。中は撮影禁止なので写真はありません。
入ったら真っ先に「印象、日の出」へ。すでに人だかりになっていましたが、早い時間なので余裕でゆっくり見ることができました。
近くで見ると、無造作に描かれているように思えてよく分からない絵ですが、少し離れてみると朝の港の風景が目に飛び込んできます。朝の光が海に反射して輝いていました。
絵なのに船の黒い影や海面や工場の煙がゆらめいているよう。写真では表現できないものを表現するのが印象派の絵画だと思うのですが、まさに絵画でなければできない表現。本物は凄い。
あと、有名な「睡蓮」の絵の前も人だかりができていました。睡蓮が水面にふわっと浮かんでいる感じも凄いのですが、水面に映っている木々により、絵に描かれたエリアの外の情景まで目に浮かんでくるので、キャンバスの狭さを感じさせません。絵の奥に広がりを感じる絵で驚きました。
ただ、「印象、日の出」までの絵は普通ですし、晩年の絵は理解できませんでした。
10時半頃まで1時間ほど鑑賞。既に会場内は激しい混雑になっていましたので、早めに退出。お土産コーナーでお土産を見て帰りました。
退出した10時半頃の時点で、入場まで30分待ちでした。早めに行って良かった。
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