バンナムＨＤの株価下落を分析。何も問題ありません。

バンナムＨＤ株価急落について

妻ゆりぴょんが保有しているバンナムＨＤの株価が急落しました。

近くから「バンナム、バンナム．．．」と呪文が聞こえてきて怖いので、急落の原因を分析してみることにしました。

バンナムＨＤについて

バンダイナムコホールディングスは東証１部上場企業。
銘柄コードは７８３２。

ＰＥＲは１５．６９倍。
ＰＢＲは１．５８倍。
配当利回り２．４３％。
（ヤフーファイナンスより）

企業規模が大きいのに割安。
直近に増配したので予想配当利回りも高い。
直近の業績は上方修正がなかったものの、とても良い好業績銘柄。
収益面も成長性も財務面も問題なし。
四季報の評価も良い。
株主優待も良い。

公開されている情報に嘘がない限り、どこをどう見ても悪い点はありません。

じゃ何で株価が下がるのかというと、大口投資家によるペアトレードの影響が大きいと考えます。

ペアトレードとは

値動きが似ている２つの銘柄の価格差を利用して利益を出す投資手法です。

値動きが似ている２つの銘柄があるとします。
この２つの銘柄が、何らかの理由で価格が離れたときに、一方の銘柄を売って、もう一方の銘柄を買います。
しばらくして、この２つの銘柄の価格差が元に戻れば利益を出すことができます。

相場全体が急落しようが急騰しようが関係ありません。
値動きが似ている銘柄は、一時的に価格差が拡大しても、時間が経過すれば価格差が縮小する事が多いという法則を利用しています。

今回の値動きを分析

最初に断っておきますが、以下の話は証拠はありませんし真実かどうかは分かりません。

今回のバンナムＨＤの株価急落は、大口の投資家が価格を無理に押し下げたのだと思います。

もちろん株価を無理に動かすのは違法。
ただし、好業績でも上方修正がなかったので、決算材料出尽くしという理由があれば株価を売り崩しても目立ちません。

証券会社や投資ファンドは儲けるためなら何でもやります。
証券取引等監視委員会から注意を受けても、逮捕されなければ大丈夫だと思っています。
儲ければ何でもいいという経済ヤクザみたいな連中ばっかり（言い過ぎかも）

バンナムＨＤは好業績が予想されていましたので、信用で買っている人が多かったようです。
軽く売り崩してやれば、信用で買っている投資家の損切りが大量に出てきて、株価は更に下がっていきます。
信用買い残が多い銘柄の場合、小さな売り崩しで株価を大きく下げることができるのです。
株価が大きく下がったところで徐々に買いを入れていきます。
株価が下げ止まるまで買い下がっていき、大きな買いポジションを作ります。

このまま大量に特定の銘柄を買いで保有すると、ブラックマンデーや大震災時のように相場全体が崩れると大損します。

そのため、ペアとして売る銘柄を選定します。

今回はタカラトミーをペアにしたはず。
バンナムＨＤとは同業種。
それなのに業績はとても悪い。
財務面も収益性も成長性もダメ。

なのに決算後の株価は上昇しています。
これはバンナムＨＤとは逆。
信用で売っている人がとても多かった銘柄。
信用売り残が多い銘柄の場合、軽く買ってやれば、信用で売っている投資家の損切りが大量に出てきて、株価は更に上昇します。
株価が大きく上昇したところで徐々に売りを入れていきます。
株価が上げ止まるまで売り上がっていき、買いとほぼ同額の大きな売りポジションを作ります。

これでペアができましたので、市場全体の動向に損益が左右されることはなくなりました。
あとは価格差が縮小するのを待つのみ。

無理に価格を押し上げられたタカラトミーは株価が下がっていく可能性が高い。
無理に価格を押し下げられたバンナムＨＤは株価が上がっていく可能性が高い。
高い確率で価格差は縮小していくはずなので、この大口投資家は莫大な利益を得ることができるはず。

証券取引等監視委員会の方々は、こんな取引をやっている大口投資家をさっさと捕まえて欲しい。
取引履歴は全て残っているはずなので、どの証券会社またはファンドが大きなポジションを作ったか簡単に分かるはず。

結論としては、バンナムＨＤの保有者は、株価は無理に押し下げられているだけなので、継続保有で問題ないと思います。

投資は自己責任でお願いします。