ともさんの株の友、進捗状況報告!予定通り、年末までに形にします!

システムトレード

エクセルを使ったシステムトレードソフト、ともさんの株の友について

こちらの日記ににシステムトレードソフトの開発について書くのは久しぶりになります。いつもは株主優待について書いていることが多いので、どうなっているのか気になっている方がいるかもしれません。

今後は月に1~2回ぐらい状況を報告しようと思います。少しは宣伝にもなると思いますし、ブログネタにもなるので(笑)

開発の方は予定通りに進んでいると思っています。詳しい進捗状況に関しては、こちらの「ともさんの株の友」のサイトを参照して下さい。

他のシステム開発の仕事や、普段の株式投資もあるので、株の友の開発にあてられる時間は限られています。効率よく割り切って進めないと、いつまでたっても完成しないだろうと思っています。

現時点で「年末までにある程度の形にして、何人かの方に試験してもらう」事が目標です。

この1ヶ月間で分かったこと

エクセルを使ったシステムトレードソフトを開発しようと思って約1ヶ月。色々と試行錯誤を繰り返しました。

何を試行錯誤していたかというと、本当にエクセルで実用になるかどうかの判断です。

自分用に作っているシステムトレードソフトはマイクロソフトACCESSというデータベースソフトで作っています。ACCESSは昔から仕事で頻繁に使いましたので、どうやったら実用になるかというノウハウはよく分かっています。それに、自分だけが使えればいいので、かなり適当な部分が多いのも事実です。

これをエクセルに置き換えて、かつ、誰でも使えるようにするためには、改善しなければならない点が多いのです。当初の問題点は3つありました。

1つめの問題点は安定性。10年ぐらい前に、エクセルで某システムを作った時は、本当に苦労しました。大きなデータを読み込ませると、たまに不安定になってハングアップ。「たまに」という点が本当に困りましたね。原因の特定にかなりの時間がかかりました。

しかし、エクセル2007以降になって、大きなデータも安定して扱えるようになったと感じています。今のところ、株価データをエクセルに変換して使っていますが、ハングアップしたことはありません。

2つめの問題点は容量の上限。エクセルのブックは全てメモリ上に読み込まれるので、巨大なワークシートが多数存在するとエラーになります。実験したところでは、2007年~現在までの全上場銘柄の株価データを1つのワークシートに配置して開くと、32ビット版Windowsでメモリ4GBの場合、8~9シートで上限に達してしまいます。

どれくらいの大きさでエクセルのブックを分割すればメモリを有効に活用できるか、そしてプログラムで扱いやすいかの判断を行い「指標毎に年月単位」が良いという結論に至りました。

3つめの問題点は速度。ここが最大の問題点だと思っていましたが、意外にエクセルは早い。エクセルのブックは全てメモリ上に読み込まれるからかな。

色々と工夫すれば、ある程度の速度は出せることが分かりました。

年末までの予定

なんとか課題を突破できたかなという状況ですので、年末までに形にしたいと思っています。

システムテストに応募して頂いた皆様、申し訳ありませんが、もう少しお待ち下さい。
m(_ _)m

システムトレードソフトには大きく分けて3つの機能が必要だと思います。
1.株価データの取得
2.各種指標の計算
3.売買シミュレーション
現時点で2の途中までだと考えて下さい。

将来的な課題

将来的には、まだまだ課題は多数あると思っています。最終的には販売まで考えていますので、販売価格だとか、サポート体制だとか、宣伝方法だとか...いくらでも課題はあります。

ただし、まずは目に見えるものを作る事が先だと思いますので、年末までがんばります。

応援、よろしくお願いします!

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