国立科学博物館の地球館が一部リニューアル!
前回の日記で国立科学博物館で開催中の生命大躍進展について書きましたが、その後、国立科学博物館の通常展示も見学しました。
生命大躍進展も面白かったのですが、国立科学博物館の通常展示も2015年7月14日に地球館の北側部分の一部がリニューアルオープン!色々と新しくなっているようなので、とても楽しみにしていました。
早速、リポートします!
地球館地下3階
エスカレータで地球館の最下層へ。宇宙や様々な物質、それらを支配する法則についての展示フロア。こっそりと月の石が展示されています。
ここに日本の科学者コーナーが新設されました!
ノーベル賞受賞者が研究に使用した物が展示されていました。偉大な科学者達が使った物をこれだけ集められるのは、さすが国立です。
あと、素粒子の実験で使われる加速器や測定器の展示も新しく加わっていました。
地球館地下2階
地下2階は鉱物、恐竜よりも古い化石、恐竜よりも新しい化石、人類の祖先などの展示フロア。ここは特に変わってませんでした。
地球館地下1階
地下1階は以前から大人気の恐竜エリア。
ティラノサウルスがしゃがんでいる姿に変更。国立科学博物館の方々が、しゃがんでいる状態について研究を行っているとのことなので、少しかっこ悪くなりましたが、仕方ない。
その反対側にトリケラトプスのレプリカ。すでにトリケラトプスの貴重な化石が展示されているのに、ここにもう1体展示する必要があるのか疑問。無駄な金を使ったという印象。
あと、パキケファロサウルスの展示で、実物化石とレプリカで補っている部分がはっきり分かるようになっていました。これは新しい試みで、とても良い。他の展示もこの方がいい。
ここは大人気フロアなので、もっと大規模な改修を期待していました。少し残念。
地球館1階
1階入り口付近は、以前は海のフロアでしたが、ここが大改装されて地球史ナビゲーターに変更。
中央にアロサウルスの全身骨格。以前から国立科学博物館が所蔵していたのに有効活用されていなかった貴重な化石をここへ展示するのは良い。人工衛星の模型も中央に設置。
そして周囲に巨大なスクリーンが3面。複数のプロジェクタで投影しているようです。とても明るい映像。切れ目がまったく分からない。パナソニックの技術力は高い。地球誕生からの歴史アニメーションを投影。そのスクリーンの前に様々な展示物が設置されていました。
1階入り口付近は建物の顔なので、以前よりも凄く良くなったという印象です。
1階奥の地球の様々な生き物コーナーは変化ありません。以前の海洋生物コーナーは縮小されて地球史ナビゲーターの横に少し。
地球館2階
2階は以前は色々な実験コーナーでしたが、科学技術で地球を探るというコーナーに変わりました。基本的には実験コーナー。大人も子どもも楽しみながら実験できる場所に変わりありません。
観測ステーションと名付けられたエリアでは、スクリーンの表示が人の手に反応して変化します。これは面白い!
ここは実際に体験できるので面白い。子供たちに大人気でした。
2階奥の科学技術の歩みコーナーは変わりありません。
地球館3階
3階は以前は森の生き物コーナーでしたが、親と子のたんけんひろば「コンパス」に変わりました。
コンパスは完全予約制。入場は0~12歳まで。親1名で子ども5名まで利用可能。1回45分、定員45名。入場整理券が必要で当日1階入り口付近で配布されますが、大人気で行列ができていました。予約状況はモニターで確認できます。
お子様向けの屋内遊戯施設ですね。
いろんな生物の剥製や恐竜化石のレプリカなどが配置されています。
3階奥の大地を駆ける生命という剥製が大量に設置されている少し暗くて怖そうなエリアは変わりありません。
国立科学博物館、その他
地球館は半分ぐらいがリニューアルされて、面白さがアップしたと思います。日本館の方は全く変更ありません。フタバスズキリュウやハチ公に会うことができます。シアター360も同じでした。
あと、夏休みに毎年開催されているサイエンススクエアという企画がやっていました。
多くは事前申込みが必要ですが、当日に体験できるものも多く、いろんな実験を経験できるので良いと思いました。
リニューアルされた国立科学博物館、機会があれば、ぜひお子様と一緒に遊びに行って欲しい施設です!!
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